テクノポップユニットPerfume、今や世界のメタルダンスユニットBABYMETALは言わずもがな、アイドルの音楽ジャンルが細分化されていく昨今。今回はじわじわと層が厚くなりつつある、ヒップホップ・ラップ・ストリート系のアイドルをまとめてみました!
ライムベリー(RHYMEBERRY)
早くからアイドルラップ界を牽引して来たのが、こちらライムベリー。数多のメンバー変遷を経て、2015年5月より現在の編成として活動中。
特に、活動時からの初期メンバーのMC MIRI(写真左)のラップはアイドル界随一のスキルでもはや貫禄が漂っています。
2015年加入、アイドルを"わかっている"キュートなフローが魅力のMC MISAKIとの化学反応がこれからも楽しみです。
一つ目の動画(最新PV)では、時代に合わせてEDM色の強い楽曲となっていますが、オールドスクール度の高いこの頃の楽曲も外せません。
lyrical school
2016年4月にメジャーデビューを果たしたばかりで、今もっとも勢いに乗っているヒップホップアイドルユニットがlyrical school。ちなみにhimeは前述の元ライムベリーのメンバーです。
公式サイトのプロフィールでも「 B-GIRLじゃなくてI-D-O-L。」と記載があるように、音楽ジャンルとしては一貫してHIP HOPではあるものの、歌声や佇まいの爽やかさが彼女達の魅力です。
最新シングルでは、スマホ閲覧推奨のMVで話題を呼びました。
アイドル×水着の王道コンボ。MadonnaのHolidayの引用もあってかっこいい。
すべては紹介しきれませんが、ここ最近はポップでクオリティの高いMVも多く、今から後追いしても十分に楽しめます。
lyrical school official web site (リリカルスクール)
MikaRika
うなぎのぼり度MAXのlyrical schoolを紹介したところですが、今のところまだまだ"会いに行ける"のがMikaRika。一卵性双子姉妹のMikaとRikaからなるHIP HOPユニットで、(詳細は割愛しますが) “フリー素材アイドル”というなぞの肩書きでも活動しています。
さっそく一つ目の動画を見て欲しいのですが、なんというゲロッパ。脱サラしたという彼女達だからこそ繰り出せる哀愁漂うゆるいリリックとのギャップが楽しい。近頃は現役OLラップユニットのCharisma.comが人気ですが、毒を少し控えめにして萌え度を高めてファンキーさを加えたのが彼女達といったところですね。きちんとアイドルしています。
MikaRika|スタッフ・アップ グループ オフィシャル ウェブサイト
hy4_4yh
ハイテンションなGIGで衝撃度No.1なのがhy4_4yh(「ハイパーヨーヨ」と読みます。)。
代表曲「ティッケー大作戦〜YAVAY」をはじめ、ファンコット*1のイメージが強い彼女達ですが、作曲者が逮捕されたということもあり (元々ライブではRHYMESTERのカバーなども定番でしたが)2015年にはJ−RAPのカバーアルバムを発売し、近年はHIP HOPにも寄ってきています。
個人的に好きな楽曲。童子-Tのアルバムで「T's MUSIC」でKOHEI JAPAN、 LITTLE(KICK THE CAN CREW)とコラボした楽曲とのこと。この動画が撮影した日に現場に行っていないので、なぜこんな衣装だったのかはわかりませんw
定番度の高いRHYMESTERパイセンのカバー。楽曲次第ではもっともっとファンを増やせると期待できますね!
hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)OFFICIAL WEBSITE
うどん兄弟
ANNA☆S(アンナッツ)からの派生ユニットで、唯一発売したアルバムは『ラストアルバムvol.1』と、もしかすると最初で最後(?)とも謳われているので、今後の活動はなかなか未定ですが、どうしても紹介したかったのがうどん兄弟。
楽曲提供陣は、鈴木慶一(ムーンライダース)、直枝政広(カーネーション)、カメラ=万年筆、柴田聡子と、並べるだけでも異色の豪華さです。
発売元レーベルはP-VINE、カーネーションのトリビュートにも参加するなど、広く音楽ファンに愛されたいということが見てとれる戦略もあってか、少ない活動期間で多方面のファンを獲得しました。
特に好きな柴田聡子氏提供の一曲。サビまでの単調なトラックの長さの貯め具合といい、中毒性が高くて素敵です。うどん兄弟を見てるとなぜか「ファンシーグッズ」という80s臭のする死語が浮かぶのはなぜでしょう。(褒めてる)
ドルヲタの心を掴むぶっちゃけ度の高いこの煽りも含めていいですねwサビのフリも胸キュン度高し。
まとめ
今回紹介してきたアイドル達の中でも、代表格のライムベリー、lyrical schoolの活動開始が2010〜11年と、意外と前から醸成されてきたアイドルヒップホップシーン。
近々これらのアイドルが大集結するのも夢じゃない?!
ぜひ今からおさらいしておきましょう!